皆さんは、ふだんどんなコーヒーカップでコーヒーを楽しんでいますか?
カップ&ソーサーで、伝統的な感じで飲んでいたり、マグカップだったり、手作りの焼き物だったり、、
いろいろなカップで飲まれているかと思います。
でも実は、コーヒーはカップによって味わいや香りの感じ方が違うんです。
コーヒーカップで味わいは変わる!
コーヒーカップと一口に言っても種類は様々。
所謂コーヒーカップは、ソーサーとセットで販売されているものが多く、サイズは120~140cc入る程度あります。
他にも、エスプレッソカップ、カプチーノカップ、デミタスカップ、カフェ・オ・レボウルなど種類があり、カップによっては味わいも大きく異なります。
例えば、コーヒーカップの口の広がりは味を左右するポイントのひとつ。
ストレートなシルエットのコーヒーカップと口が大きく広がっているコーヒーカップでは、香りや舌先に感じる味わいが大きく異なります。
人間の舌は部分によって感じる味覚が異なっており、舌先に近い部分では甘みを、側面では酸味を、そして、喉に近い奥側では苦みを感じるようになっているのです。
なので、口の広がりによって、舌に運ばれるコーヒーの味わいは異なります。
ストレートなシルエットを持つコーヒーカップであれば、口に入ったコーヒーは一直線に喉へと進んでいくので、苦みを感じやすく、口が広がっているようなシルエットのコーヒーカップでは、口全体にコーヒーが広がるので、酸味も感じやすくなるというわけです。
今日の朝ごはんは昨日作って残った酢豚(笑)
— (有)カネマン魚店 (@kanemanuoten) January 11, 2021
作り過ぎて余っちゃいました😊今朝のモーニングコーヒー
仕事が終わったのでちょっと一息☕️(今日の気分のカップ) pic.twitter.com/gXGkehtYfU
ですので、同じコーヒーなのに、全然違う味に感じる!と言うことがあっても不思議はありません。
今飲んでいるコーヒーもカップを変えて飲んでみると、また違う味わいを感じるのではないでしょうか。
コーヒーカップの厚みも味わいに影響する?!
ただ、様々な種類の中からカップを選ぶ際に気を付けたいのは、コーヒーカップの厚みです。
よくビールなどの酒類も、グラスによって味わいが異なると言いますが、それはコーヒーに対しても同じように言えることで、カップの厚みによってもコーヒーの味わいは異なります。
カップの縁が薄いタイプであれば口当たりは軽くなり、反対にカップの縁が厚いタイプは口当たりがまろやかになります。
また、コーヒーカップの縁が薄いタイプであれば、苦みは抑えられたように感じるので、苦みにちょっと抵抗感がある人はカップの縁が薄いタイプで飲むと良いかもしれませんね。
最初に口の広がりについて触れましたが、口の広がりも大きく影響するので、シーンに合わせて使い合わせていきたいものです。
例えば、苦みを強く、まろやかな味わいを楽しみたい時は、ストレートなタイプで、縁の厚みがあるコーヒーカップがピッタリ。
逆に苦みは抑えて、酸味やキレ、軽やかな味わいを楽しみたい時は、口に広がりがあり、縁は薄いコーヒーカップを選ぶと良いでしょう。
もちろん、コーヒーカップは見た目も重要。
お気に入りのコーヒーカップを見つけて、ゆったりとしたコーヒーブレイクを楽しんでくださいね。
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