ホンジュラスのコーヒー豆の特徴を詳しく解説

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ホンジュラスのコーヒー豆とは何か

ホンジュラスのコーヒー豆と聞いても、ピンとこない人もいるでしょう。

コーヒー豆と聞くと、多くの人はブラジルやエチオピアといった国を思い浮かべるかもしれません。
ですが、ホンジュラスもコーヒー大国として名を馳せているのです。

ホンジュラスがあるのは、カリブ海に面した国で、グアテマラの下の方に位置します。
決して豊かとは言えない国ですが、人口のほとんどが農業で生計を立てています。

ホンジュラスは、雨天が多いので、コーヒー栽培には向いていないと思われていますが、そうではありません。
ホンジュラスは、標高の高い地域とコーヒーに適した土壌をしていて、11月から4月にかけて収穫期を迎えます。
雨天が多い欠点は、機械乾燥を取り入れることで解決しています。

そして、ホンジュラスのコーヒーの特徴は、採れる地域によってその味わいが違うということです。
コバンで採れたなら、その味はまろやかで、まるでチョコレートのような味わいで、モンテシージョのものは、フルーティーな酸味を含んでいます。他にもキャラメルのような甘さを感じるアガルタのものや、柑橘系の香りがするエルパライソのものと、採れる産地によって、その香りも味わいも様々なのです。
同じ国で採れたものなのに、正反対のコーヒー豆が採れるというのも、ホンジュラスの魅力なのです。

ホンジュラスのコーヒーの歴史と加工について

 中米に位置しカリブ海に面しているホンジュラスは2018年に中米で1位、世界6位の生産量を誇り年間25万トンのコーヒーを生産しています。ホンジュラスにコーヒーが伝わった記録は残っていませんが、1800年頃からコーヒー栽培が始まったといわれています。

質の良いコーヒーづくりを進めるために、ホンジュラス・コーヒー協会が1970年にできました。コーヒー協会では生産者を支えるための施設建設や生産者のための研究、育成支援を行っています。どの農家が作ったもので生産者団体が関わったのかといった生産履歴を細かく知れるように取り組んでいます。ホンジュラスでコーヒーの生産が伸びたのは2001年以降で、他の国と比べると遅れていました。

国の多くは山岳地帯で高温多湿の熱帯気候、土壌はコーヒーに適していますが雨が多いためにコーヒーを乾燥させることに課題があります。そのため乾燥は機械と天日の2つを併用しています。

 スパイシーな香りを出すための工夫として、コーヒーの加工方法は果肉を取りコーヒーを種から乾燥させるウォッシュトプロセスを取っています。果肉を取って水に浸けてから1日から1日半くらいおいてから発酵させることで、酸味があって苦みの少ない味わいです。

ホンジュラスのコーヒー豆の焙煎方法とは

ホンジュラスのコーヒーは、焙煎度合いによっても、その味わいが変わるのが特徴です。浅煎りにした場合、味わいが軽やかでとても飲みやすくなります。ペーパードリップで煎れる人もいると思いますが、このときには注意が必要です。お湯の温度が低いと、コーヒー粉が膨らまず、湯だまりしてしまう可能性があります。煎れるときには、ややお湯の温度を高めにするといいでしょう。

また、コクを楽しみたいときには、中深煎りにするといいでしょう。中深煎りの場合、コクの中にも甘味があり、バランスのとれたコーヒーです。食事やスイーツと一緒にコーヒーを楽しみたいというときには、おすすめの飲み方です。コクをより深く味わいたいというときには、フレンチプレスがおすすめです。フレンチプレスにすることにより、まろやかさも増して、より飲みやすいコーヒーになります。
そして、ホンジュラスコーヒーは、苦味を楽しむことができるコーヒーです。

栽培地の標高が高い地域の場合、深煎りすると苦くなってしまい、飲みづらい印象になることが多いのですが、ホンジュラスは苦味がありながら、スッキリとした味わいを楽しめます。
ホンジュラス豆は、酸味が強いコーヒーが好きな人にはピッタリな豆です。

ホンジュラスのコーヒーの特徴について

 ホンジュラスではアラビカ種が生産されています。豆の大きさにばらつきがあり、水分は不均一で煎りにくい特徴があります。豆はとても柔らかく、ビスケットやナッツのような香りがあります。

パトリアルカはさわやかな香りとマスカットのような酸味、ジンジャーを感じさせるスパイシーな苦みあります。ホンジュラスでは11月から4月にかけてコーヒーが採れ、コーヒーの等級は栽培地の標高に従って評価されています。標高が600メートルから900メートルであればセントラル・スタンダード(CS)、900~1200メートルであればハイグロウン(HG)、標高1200メートル以上であればストリクトリー・ハイ・グロウン(SHG)の3つに分類されます。中でもストリクトリー・ハイ・グロウンはホンジュラスの生産される豆の中でも高品質のものです。

 ホンジュラスのコーヒーはコパン=ココアのような甘みとコクに特徴があります。コーヒー生産地の1つとして挙がるのはモンテシージョスです。標高の高い栽培地が多く、柑橘系の香りがあります。2つめはアガルタです。アガルタではトロピカルフルーツの甘い風味やチョコレートの風味などがあり強い酸味があります。

 

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